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0797-73-1233

難聴

耳の聞こえが悪いときは

難聴のイメージ画像

難聴は、周囲の音や声などがきちんと聞こえなくなる病気です。下表にお示ししたように、耳の聞こえが悪い人は難聴の可能性があります。当院では、患者様の症状を慎重に見極め、必要な検査を行い、難聴の改善を目指していきます。

こんな症状の方は
耳鼻咽喉科医にご相談を

  • 周囲の音が聞こえにくくなった
  • 聞こえにくくなったため、危険を察知しにくくなった
  • 外出時に車の接近音などが聞こえなかったことがある
  • 聞き間違いしてしまうことが多くなった
  • 聞こえの問題で、周囲とのコミュニケーションがうまくいかなくなった
  • 耳がつまった感じがする
  • 耳の中に水が入ったような聞こえ方が続いている
  • 耳鳴りがする
  • 聞こえにくいだけでなく、めまいも覚える

など

難聴の種類

伝音難聴、感音難聴、混合難聴

伝音難聴

伝音難聴は、外耳や中耳の異常によって起こります。障害の程度にもよりますが、耳栓をしたときのようなモヤモヤした聞こえ方になってしまい、小さな音が聞こえづらくなります。急性中耳炎や外耳道炎によって伝音難聴になっているときは、一時的な症状であることが多く、お薬を服用することで改善します。ただし、滲出性中耳炎や慢性中耳炎、耳硬化症などで聞こえが悪くなっているケースでは、手術が必要になることもあります。

感音難聴

感音難聴は、内耳や聴神経の異常によって起こります。様々な原因があるため、一概には言えないのですが、音声を判別するうえで重要な働きを担っている有毛細胞が欠損すると、音声刺激を電気信号に変換する仕組みがうまく機能しなくなります。そのため、音そのものが聞こえにくくなるだけでなく、言葉そのものを理解するのが難しくなるケースも少なくありません。重度の感音難聴の場合、人工内耳手術を検討することもあります。

感音難聴を放置していると、周囲の声がうまく聞き取れず、日常生活に支障をきたすようになるのはもちろんですが、それだけでなく、認知症などの原因ともなりかねません。治療が難しいケースも多いですが、補聴器を使用したり、人工内耳を装用することで症状を改善できることもあります。相手が話した言葉がよく聞き取れないようなときは、お早めに当院をご受診ください。

混合難聴

混合難聴になると、伝音難聴と感音難聴の両方の機能障害がみられます。例えば、慢性中耳炎によって伝音難聴の障害が残っていることに加え、加齢に伴って内耳の機能にも障害が出てしまった患者様などで起こります。

コラム「突発性難聴について」

突発性難聴は、とくに原因が見当たらないのに、ある日突然、耳が聞こえなくなる病気です。難聴と同時に、耳の閉塞感や耳鳴り、めまい、吐き気などを覚えることもあります。発症前に精神的・肉体的疲労やストレスが溜まっていることも多いため、これらとの関連性が指摘されていますが、詳しい原因は分かっていません。治療にあたっては、まず安静にして過ごすことが大切です。日常生活があわただしい方などは、入院加療が望ましいこともあります。なかなか治療が難しい面もありますが、早く治療を開始することで聴力の回復も早まる可能性が高いと言われています。

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兵庫県宝塚市南口2丁目5-30
第3バイオレットビル1F

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クリニック名 こじま耳鼻咽喉科
院長 児島 雄介 / 耳鼻咽喉科専門医 補聴器相談医
診療内容 耳鼻咽喉科
最寄駅 阪急宝塚南口駅徒歩1
休診日
木曜・土曜午後・日祝
診療時間 日祝
9:00~12:30
16:00~19:00